現場での水分・塩分補給のルール
熱中症対策 中級編 目次
補給の科学的なルール
水分と塩分の補給は感覚任せでは不十分。現場では、体の需要に合わせたルールが熱中症を防ぐ鍵。少し計算すれば、効率が段違いです。
具体的な補給量とタイミング
作業量に応じた目安です：
- 水分：体重1kgあたり10ml/時（例: 70kgなら700ml/時）。
- 塩分：汗1Lにつき0.9g、塩飴や経口補水液で補う。
- タイミング：15分ごとに少量、喉が渇く前がベスト。
たとえば、建設現場で2時間作業なら1.4Lの水と塩飴数個。「水と塩が命を守る」の基礎を応用した形です。
現場での実践術
水筒に目盛りを付け、飲む量を管理するのも賢い方法。「heat119」はWBGT値で、補給のピーク時間を教えてくれるので、無駄なく補給できます。
次のステップへ
補給ルールがわかったら、次は「暑さ指数（WBGT）を現場で活かす」で環境管理を学びましょう。現場のプロを目指してください！