全国841拠点・793,904件の
WBGTビッグデータ統計解析レポート
2025年夏、日本全国で観測された膨大な熱中症指数データを独自に集計・解析。
「感覚」ではなく「数値」に基づいたリスク評価と、来シーズンに向けた具体的な対策指針を提示します。
2025年 全国WBGT最高値ランキング
今年の夏、日本で最も過酷な環境だった場所はどこか?
| 順位 | 都道府県 | 地点名 | 最高WBGT値 | 発生日時 |
|---|---|---|---|---|
| 1 位 | 関東 | 府中 | 36 ℃ | 8月6日 12時頃 |
| 2 位 | 中国 | 大竹 | 36 ℃ | 7月6日 12時頃 |
| 3 位 | 北海道 | 宇登呂 | 36 ℃ | 7月15日 12時頃 |
| 4 位 | 関東 | 練馬 | 35 ℃ | 8月6日 12時頃 |
| 5 位 | 東海 | 稲取 | 35 ℃ | 8月6日 12時頃 |
| 6 位 | 北陸 | 伏木 | 35 ℃ | 8月4日 12時頃 |
| 7 位 | 北陸 | 三国 | 35 ℃ | 8月5日 12時頃 |
| 8 位 | 近畿 | 郡家 | 35 ℃ | 8月16日 12時頃 |
| 9 位 | 近畿 | 栗栖川 | 35 ℃ | 8月6日 12時頃 |
| 10 位 | 東北 | 梁川 | 35 ℃ | 7月23日 15時頃 |
主要都市の「危険な暑さ」期間分析
ビジネス拠点の多い主要都市におけるリスクの実態を可視化
札幌
2025実績仙台
2025実績東京
2025実績名古屋
2025実績大阪
2025実績広島
2025実績高松
2025実績福岡
2025実績那覇
2025実績結論 データが示す「2026年の現場」と「打つべき手」
もはや「気合い」では乗り切れない。
物理的な対策が急務です。
主要都市でさえ、人体に危険なレベル(31℃以上)の暑さが年間100時間を超えています。
「暑いから休む」という運用だけでは、現場は止まってしまいます。
設備投資へシフトする
精神論は捨ててください。空調服、スポットクーラー、遮熱対策など、
「稼働を止めないための設備」を今すぐ予算化しましょう。
「お盆まで」は昔の話。
10月末までが戦場です。
データは嘘をつきません。10月下旬になっても「厳重警戒」レベルの暑さが続いています。
秋口の油断が、重大な事故を招く最大のリスクです。
管理期間を延長する
飲料・塩分の在庫は10月末まで確保。
アラート体制も早期解除せず、秋まで維持する計画に書き換えてください。